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大学、大学院に在学しているときに、
切実に思っていたこと。
それは、「図書館に行きたい」。
できれば、どっぷりと研究の、
あるいは授業に関連する図書を読みたい。
大学の図書館で、まるっと1日
興味 ・関心 のある本に埋もれていたい。
そんなことを思っていましたが、
仕事しながらの社会人学生には 、
とにかく 厳しい“時間との闘い”が 待っていました。
当初の目論見では、毎週、少なくとも
月に2回は 行ける はずだった大学の図書館。
職場からの距離は近くとも、実態ははるかに遠い場所。
ある意味で、私のとっての夢の国なのでした。
仕事が終わる時間と、図書館が閉まる時間がほぼ同じ。
土曜日や日曜日には、平日にできない
オンデマンドの受講する必要がある。
下手すれば家から一歩も出られない。
ゼミが始まれば、土曜日は研究課題を進めることになり、
こちらも提出期限まで時間がないギリギリ状態で
対応 していたので、図書館に移動している
時間が惜しいほどの状況になっておりました。
そのたびに、心の底から叫んでいました。
「どこでもドアが欲しい」と。
このコラムの投稿前に、以下の記事を投稿しました。
大学の図書館には、既出のとおり
時間の問題で行けません。
ゆえに、自分の行動範囲内ですぐに行ける
場所にある図書館をなんとか活用しようと考えました。
そこで自宅と職場の図書館をブックマークしたわけです。
ただ、ここにも問題がありました。
自宅近くの図書館は、私が読みたい本は
置いていないという現実です。
登録した図書館のホームページで
検索して戻ってくる答えは、
「検索結果はありません」・・・
授業に関連するものだけでなく、
研究分野である教育工学系の
図書はほとんどありませんでした。
一つの救いは職場近くの図書館には、
授業に関するものは蔵書として置いてあったこと。
それでだいぶ助かりました。
最近、ニュースでもよく話題になる図書館。
図書館は自治体の成熟度を映す鏡のようですね。
大学に進学し、街の図書館に
足を運ぶようになったこと で気づいたことがもう一つ。
座って読める場所が本当に少ないということです。
机はどの時間に行っても、ほぼ全部埋まっています。
予約できる席についても、いつも予約でいっぱい 。
ふと思い立って図書館に寄ったときなど、
本をゆっくり読める場所がない。
特に、会社がある豊島区の中央図書館は
空いている席を探すのに一苦労。
驚いたのは、本を返そうと開館前に
図書館に行ったところ、長蛇の列ができていたことです。
図書館に入るのに、朝からこんなに
多くの方が並んで待っているとは!
なるほど、図書館って結構奥が深い。
そして、いろいろと検討の余地があるなと思った次第です。
皆さんの自宅や職場近くの図書館は、どんな場所ですか?
今日の四字熟語
雲泥万里(うんでいばんり)
非常に大きな差異のたとえ。天と地ほどかけ離れていること。天にある雲と地にある泥では、万里もかけ離れている意から。(goo辞書より:https://dictionary.goo.ne.jp/idiom/)
私の図書館ライフ、実態は雲泥万里の違いあり。とほほ。
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