7月5日~7日まで東京ビッグサイトで開催されていた、
【国際】文具・紙製品展に足を運んで、
おとなの学習に使えそうな便利な文具を探してきました。
これまで、見出しラベルとシャープペンシルについて
ご紹介してきました。
最後にご紹介するのは、2mm方眼のグリッドノートです。
細かい方眼ノートのメリットとは
一般的に販売されている方眼タイプにマス目の入ったノートは、
5mm角となっているものがほとんどだと思います。
私は方眼ノートが好きで頻繁に利用していますが、
いずれのノートも 5mm 角です。
今回の【国際】文具・紙製品展で目を引いたのは、
kleid というブランドの2mmという細かい方眼ノートです。
Kleid/新日本カレンダー株式会社
http://www.kleid.jp/
この方眼ノートはカレンダーを作っている会社が開発した
新しいコンセプトのノートです。
一般的な方眼タイプのノートは、
5mm方眼のものが多いと思いますが、
kleid グリッドノートは、かなり細かい2mm方眼と
なっているのが特徴です。
細かい分だけ、方眼に合わせて書くような作業では
微調整が可能になります。
方眼タイプのノートはマス目を利用して、図形や枠などを書いて
アイデアを練るのにとても便利なノートだと思うのですが、
例えば、マインドマップやビジネスモデルを図にするときなど
モデルを描く時に、5mm角が2mm角になるだけで、
その細かさを利用して、微妙な幅で枠を調整できます。
特に、A5サイズくらいの小さめのノートの場合、
ノートの中で全体を描くようなモデル図等を描くとき、
5mm角だと方眼を無視して描かないと全体が入らないということが
起こりがちで、それがちょっとしたストレスになります。
しかし、2mm角で方眼が細かければ、自然にコンパクトに
描くことになり、全体を入れ込むことが容易になります。
これ、実際に5mm角と2mm角のもので書き比べるとわかると思います。
A4サイズのノートで5mm角がちょうどよいと感じる場合、
その半分の大きさのA5サイズのノートならマス目もその半分程度の
大きさのほうが使いやすくなるという担当の方のお話は、
とても説得力がありました。
A5サイズは横型と縦型の選択もできます。
こちらは、A5横型。
こちらは、A5縦型。
Kleidの紙と閉じ方の工夫
このKleidの2mmグリッドノートは、フールス紙を採用しています。
筆記用の最高級品質と言われている紙といわれており、
印刷用ではなく、書くための紙です。
書きやすくて、にじみません。
触り心地はツルツルしすぎず、ざらざらもしていないので
ペンや万年筆などの走りがよいと言われています。
個人的に、フールス紙のノートを買うことも多く、
馴染みのある紙。ツバメノートなども採用している紙です。
ちなみに、ツバメノートにも方眼タイプがあります。
こちらはA4で5mm角です。
話を戻します。
Kleidの2mmグリッドノートの製本方法は、
糸綴じ製本です。見開きがパタンと全部開きます。
個人的には、この綴じ方になっているノートが好みです。
見開きにしたときに、平らになり、
左右のページをまたいで書けるので使いやすいのです。
アイデアを形にしていく過程においては、見開きで使えることが
特に思考を妨げないと感じています。
新日本カレンダー株式会社の展示会場では、
他にもいろいろな商品を展示していました。
例えば、kleidブランドのノートでも、
糸でノートを閉じておくことができる「ストリングタイ」という
デザインのものも置いてありました。
方眼タイプだけでなく、無地などもあります。
また、365notebookという、日めくりカレンダーの紙でできた
ノートも展示されていました。デザインがおしゃれです。
365notebook(新日本カレンダー株式会社)
https://neuewebstore.shop-pro.jp/?pid=120855988
もちろん カレンダーの会社ですので、
カレンダーも展示がありました。
特に素敵だなと思ったのは、月の満ち欠けと暦が
一緒になった商品です。
毎年展開されている商品だそうですが、会場では、
その2018年版の試作品を展示されていました。
以下は2017年の商品ですが、どんな商品なのかイメージがつかめるかと。
2017年のものは、Amazonにも扱いがあります。
以下にご紹介する商品は、あと5ヶ月くらいしか使えないけれど(^^;)
2018年のものは、さらに改良を加えたものが登場する予定だそうです。
展示会でも、その来年のカレンダーが展示してありました。
ギフトセットの形で展示されていて、ロマンチックだし、
月の満ち欠けだけでなく、二十四節気や七十二候が書かれていて、
プレゼントにもよさそうだなぁと思いました。
暦生活(新日本カレンダー株式会社)
http://www.543life.com/
ちなみに、先ほどの暦生活のリンクに、
二十四節気や七十二候のページがありました。
二十四節気や七十二候(暦生活)
http://www.543life.com/season.html
和ごよみって素敵です。