【準備編】(3)ファイル名の付けかた


すずき
お、デスクトップの上がずいぶん整理されてきたね!整理が進むとファイルが探しやすくなったでしょう?
さとう
はい!とりあえず大学フォルダーに入れるということを習慣にしてみました。でも、保存したファイルがどんな名前だったか忘れちゃうんですよね。とほほ。
すずき
ファイル名のつけ方にルールを決めればいいのよ。カンタンなのでやってみよう!

 

新入生のさとうさん、フォルダーに作成した授業メモや
レポートを保存するようになってデスクトップ上は
かなり片付いてきましたが、また新しい問題が発生したようです。

今度は自分でつけたファイル名を忘れてしまったと言っています。
前回同様、こちらも学習を始める前に保存する際の
名前の付けたにルールを決めておくと探しやすくなります。
また、ファイルのバージョン管理も楽になります。

 


今回はファイル名のつけ方のお話です。

●パソコンで学ぶために最低限整えたい10のこと
(1) タスクバーによく使うアプリを固定する(掲載済み)
(2) 専用フォルダーをつくる(掲載済み)
(3) ファイル名のつけ方
(4) バックアップを自動化する
(5) クラウドサービスを利用する
(6) USBドライブは補助的に
(7) メモ帳機能を使う
(8) 画面キャプチャの方法を知る
(9) 圧縮と解凍ツール
(10) Acrobat Readerのインストール

 

(3) ファイル名のつけ方

 

ファイル名のつけ方に決められたルールがあるわけではなく、
好きな名前でつけてもよいのですが、
一定のルールを自分で決めておかないと、
作成したファイルを探すときに大変になりますし、
バージョン管理も大変です。
そこで、今回は私が決めていたルールをご紹介します。

この方法はとっても管理しやすく、
人にファイルを提出した場合も
相手がわかりやすいというメリットもあります。

ルールを決めていない、どういうルールにしたらよいか
わからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ファイル名の考え方

では、大学のレポートを例に説明します。
2017年3月1日に作成したゼミ課題のWordファイルを
「すずき」が保存するとします。

ファイル名は、
「内容を表す名称(科目名や種類など)」+「日付」+「作成者の名前」
で表現するのがよいでしょう。

上記の例であれば、
ゼミ課題 + 20170301 +すずき
を合わせた名前にします。

※ヒント:
日付については、西暦で月日を二桁で
表示する方法がおすすめです。
一桁の月や 日にちには0(ゼロ)を入れることで
二桁表示にすると、フォルダーを開いたときに
きれいに整列して見やすいと思います。

この時、この3つの項目を続けて入力するのと、
それぞれを“_”(アンダーバー)という記号で
区切りながら入れていく方法があります。
ファイル名の見やすさから、アンダーバーを
活用する方法をおすすめします。

以下の画像をご覧ください。
アンダーバーで区切ってファイル名をつけたものと、
区切らないで入力したファイル名の違いがわかると思います。

アンダーバーで区切ることで、この画像のように
バージョン管理や補足資料など情報も入れやすくなります。
ゼミ課題_20170301_すずき
ゼミ課題_20170301_すずき_ver2
ゼミ課題_20170301_すずき_補足

※ヒント:
アンダーバーは、キーボードの「ろ」の位置にあります。
Shiftキーを押しながら、「ろ」のキーを押すと入力できます。


なお、フォルダー名も同じようなルールで
つけるようにするとよいと思います。

この図のように日付順にきれいに並びます。

ちなみに、このようなルールで名前をつけた場合、
フォルダーの表示を上記の画像のような
「詳細」表示にすると見やすいと思います。
(メニュータブ「表示」の中の「レイアウト」メニューで表示を大きさを選ぶことができます。)

なお、ファイル名を付けるときに使えない文字や
名前、文字数制限があります。

(1)使えない文字
/ スラッシュ
\ バックスラッシュ
> レスザン、不等号(より小)、小なり
< グレーターザン、不等号(より大)、大なり
? クエスチョンマーク
: コロン
; セミコロン
“ ダブルクオーテーション
\ 円記号
* アスタリスク
| 縦棒

(2)ファイル名の文字数制限
ファイル名は最大で半角 256 文字

(3)名前としてOSで予約されているためつけられないもの(Windows及びMS-DOS)
CON, PRN, AUX, CLOCK$, NUL
COM0, COM1, COM2, COM3, COM4, COM5, COM6, COM7, COM8, COM9
LPT0, LPT1, LPT2, LPT3, LPT4, LPT5, LPT6, LPT7, LPT8, LPT9

※参考:
(1)(2):「Windows のファイル名に記号が使えない!」Microsoft Supportページ
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/879124
(3)「ファイル名」- Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%90%8D

上記は、主にWindowsで使用不可となっているものです。
ただ、自分がMacを利用していて使えるとしても、
ファイルを渡す相手がWindowsを利用していると
ファイルを開けないというケースも多く発生しています。

これらの使用不可となっている文字や名前は、
どのOSを利用していても使わないようにしたほうがよいと思います。
アットマーク「@」やスペースも使わないほうがよいでしょう。

すずき
以前はWindowsとMacでファイル名のつけ方のルールが異なるために、よくエラーが起きていました。使用不可な文字があるので、日本語と半角英数しか使わないと覚えておくとわかりやすいと思いますよ!半角カタカナを利用する方もいるけど、OSが違うと文字化けすることが多いのでお勧めできません。他の人に渡すファイルにつける名前はわかりやすくしたいですね!次回は「(4)バックアップを自動化する」です。お楽しみに。